板根は熱帯多雨林を象徴するものの一つで、木の基部が、あたかもロケットの尾翼のように、数枚の薄い翼になって幹を支えている。
神奈川県立生命の星・地球博物館の生命展示室に入ると、圧倒されるような巨大な板根が目に入る。
これはコーンパシア.エクセルサというマメ科の樹木で、東南アジア熱帯のボルネオ島カリマンタンから運んできたものである。
高さ七〇メートル、幹の部分の直径一メートル、板根部分は直径一〇メートル近くある。
下にもぐり込んで、見上げてみると、板根の下は水平に切れていて、地中に伸びている根はあまり多くない。
これは、木そのものが地面の上にのっかっているにすぎないことを示している。
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